これは特定の会社の話ではなく、写真とExcel・紙で現場報告をしている現場で「あるある」な作業の流れを1枚にまとめたものです。実際にはこれが複数の現場・複数の担当者に分散し、問題はさらに見えにくくなります。
いつもの現場報告の流れ(手作業)
STEP 1
現場で撮影
スマホやデジカメで施工箇所をパシャパシャ。いつ・どこで撮ったかは残らない1
STEP 2
帰社してPCへ取り込み
事務所に戻ってからケーブルやSDカードでPCに移す。その場では報告できない2
STEP 3
フォルダ整理
大量の写真がどの現場のものか分からなくなり、案件ごとに振り分け3
STEP 4
紙の報告書に貼る
印刷して貼付・手書きでコメント。印刷コストもかかり、写真は劣化・紛失する4
その結果… 写真と現場が結びつかず、位置・時刻という証拠が残らないため、手直しやクレーム対応に弱い。報告書はファイルに綴じて事務所保管なので、後から特定の現場の写真を探せない5。案件(進捗・在庫・日報)ともひも付かず、共有は紙の回覧に頼ることになる6。
赤い番号の問題点
- 1いつ・どこで撮ったか残らない:撮った写真だけでは、いつ・どの現場で撮影したものか後から判別できない。「この写真はどの工事のもの?」が分からなくなる。
- 2報告がリアルタイムでない:帰社しないと取り込めないので、報告はその日の夜や翌日。施主や元請けへの共有が常に後手に回る。
- 3整理に時間・取り違え:大量の写真がどの案件のものか分からなくなり、フォルダ整理に時間がかかる。別の現場の写真を取り違えるリスクもある。
- 4印刷の手間・写真の劣化:紙の報告書に印刷・貼付する手間と印刷コストがかかる。紙の写真は色あせ・紛失で、後から見返せなくなる。
- 5後から探せない:報告書はファイルに綴じて事務所に保管。「あの現場のあの時の写真」を探すには、棚から綴りを引っぱり出してめくるしかない。
- 6案件に紐づかない:写真・報告が案件(進捗・在庫・日報)とつながらないので、案件を見ても「いつ何を撮ったか」がまとまって出てこない。
Before → After
システム化でどう変わるか
手作業撮った写真に、いつ・どこで撮ったかが残らない
システム撮影したその瞬間に、日時とGPS位置を自動で付与。「いつ・どこで」が証拠として残る
手作業帰社しないと取り込めず、報告はその日の夜や翌日
システム現場でスマホからその場で送信。撮ったらすぐ関係者に共有できる
手作業大量の写真がどの案件のものか分からず、整理に時間
システム報告時に案件を選ぶだけ。最初から案件ごとに振り分けられ、整理が要らない
手作業紙に印刷・貼付する手間と印刷コスト。写真は劣化・紛失
システム写真はデジタルのまま保存。印刷不要で、劣化も紛失もしない
手作業報告書はファイルに綴じて保管。後から特定の写真を探せない
システム案件・種別・日付で検索。写真ギャラリーから一覧でき、すぐ見つかる
手作業写真・報告が案件(進捗・在庫・日報)とつながらない
システム各報告が案件に紐づく。案件を開けば進捗・資材・現場写真がまとめて見られる
同じ現場報告を、スマホで撮ってその場で送るシステムにすると、こうなります。
After(システム)を見る