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Before(手作業) After(システム)

Before / 手書きの検査記録

「検査成績書に手書き、合否は目視」状態

システム化するの検査記録を再現したものです。検査員が現品をノギスやマイクロメータで測り、紙の検査成績書に実測値を手書き。印字された規格値と公差を見ながら、頭で「規格内かどうか」を計算して○か×を書き込む——多くの町工場で続いている運用ですが、この紙の1枚のなかに、判定ミス・転記ミス・後から探せない・統計が出せない、といった問題が詰まっています。赤い番号がその問題箇所です。上のタブで After(システム化後)と見比べてみてください。

これは特定の会社の検査表ではなく、紙で検査記録を運用している現場で「あるある」な書き方・たまり方を1枚に再現したものです。実際にはこれが製番ごと・ロットごとに毎日たまり、ファイルに綴じられていきます。
この製番の
不良率、
あとで集計5
検査成績書 検査日 6/10 検査員 糸井
製番 M-2406-10?3 品名 フランジ 数量 20
測定項目 規格(印字) 公差 実測値(手書き) 判定
外径 φ120 120.00 ±0.05 120.03
板厚 12.00 ±0.10 12.0?2
穴径 φ10 10.00 ±0.03 10.06 ×1
面取り C1 1.0 ±0.2 1.1
備考 穴径 削りすぎ? 現品は…4
その結果… 規格±公差を頭で計算するため判定がブレ、不良の見逃し・流出につながる。紙はファイルに綴じられ、客先から「この製番の検査記録を出して」と言われると大慌てで探す。同じ不良が再発しても、紙+電卓では誰も統計を取らないので気づけない

赤い番号の問題点

システム化でどう変わるか

手作業規格±公差を頭で計算して○×。人によって基準がブレ、判定ミスが起きる
システム製番ごとに規格と公差を登録。測定値を入れた瞬間に規格内/外を自動で合否判定
手作業ノギスの読みを紙に手書き転記。読み違い・写し間違いで値が崩れる
システム測定値はその場で数値入力。つぶれて読めない・写し間違いが起きない
手作業紙はファイルに綴じるだけ。後からこの製番の検査記録を探せない
システム検査記録は製番に紐づく。製番で検索すれば成績書をすぐ呼び出せる
手作業不良は備考の言葉だけ。現品の写真が紙に残せない
システム不良の現品写真をその場で撮って添付。どこがどう不良かが記録に残る
手作業不良率・傾向は紙+電卓では誰も集計しない=実態が数字にならない
システム合格率・不合格件数を自動集計。どの寸法でよく外すか傾向まで見える
手作業検査と製番・日報・在庫がバラバラで、まとめて追えない
システム検査が製番のハブにつながり、工程・稼働実績・在庫と1つに統合できる

同じ検査成績書を、測定値を入れた瞬間に自動で合否判定するシステムにすると、こうなります。

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