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Before(手作業) After(システム)

Before / 手作業での材料・部品在庫管理

「材料置場を見て、紙に書いて、勘で発注」状態

システム化するの町工場の材料・部品在庫管理を再現したものです。材料置場で鋼材・部品・工具を目で見て数え紙に手書きし、事務所に戻ってExcelに打ち直し、発注は担当の勘と電話——多くの現場で当たり前にやっている流れですが、この一連の手作業のなかに、数え漏れ・転記ミス・材料切れによるライン停止・製番ごとの原価が出せないといった問題が潜んでいます。下の図の赤い番号がその問題箇所です。上のタブで After(システム化後)と見比べてみてください。

これは特定の工場の話ではなく、紙とExcelで材料・部品の在庫を管理している現場で「あるある」な作業の流れを1枚にまとめたものです。実際にはこれが複数の材料置場・複数の担当者に分散し、問題はさらに見えにくくなります。

いつもの材料・部品在庫管理の流れ(手作業)

STEP 1

材料置場で目視で数える

鋼材の定尺・端材、部品ロット、ドリル等の工具を1つずつカウント。加工中・払い出し済みは数え漏れ1

STEP 2

紙に手書きメモ

クリップボードの在庫表に殴り書き。鋼材寸法やロット番号の数字が後で読めない2

STEP 3

事務所でExcelに転記

戻ってから打ち直し。同じ作業の二度手間+打ち間違い3

STEP 4

発注は勘・電話

鋼材や部品の在庫を担当の記憶で発注。発注点が決まっておらず、電話で問屋に手配4

その結果… Excelの数字は「最後に棚卸しした時点」のもので今の在庫とリアルタイムに合わない5。発注点が勘なので材料切れで加工(ライン)が止まるか、過剰在庫で資金が寝る。棚卸しは半日仕事。どの製番に何の材料を使ったかも残らず、製番ごとの材料原価がどんぶり勘定になる6

赤い番号の問題点

システム化でどう変わるか

手作業加工中・払い出し済みの材料は置場に無く、棚卸しで数え漏れる
システム出庫した瞬間にスキャンで記録。払い出したぶんも在庫に反映され、数え漏れが起きない
手作業手書きの読み違い・打ち間違いで鋼材寸法やロットの数がずれる
システムバーコード/QRをスキャンして数量を入れるだけ。品番の取り違え・転記ミスが起きない
手作業発注のタイミングは担当の勘。切らして加工が止まる・余らせる
システム発注点を割れると自動でアラート。誰が見ても「今手配すべき材料」が分かり、材料切れを防ぐ
手作業現場で紙に書いて事務所でExcelに打ち直す二度手間
システムスキャンするだけでその場で入出庫が記録され、転記そのものが無くなる。棚卸しも一気に短縮
手作業今の在庫は材料置場を見に行くまで分からない
システム入出庫した瞬間に数が反映。事務所からでもスマホからでも今の在庫が見える
手作業どの製番で何を使ったか残らず、材料原価がどんぶり勘定
システム出庫を製番に引き当てて記録。製番ごとの材料原価が自動で残る

同じ材料・部品在庫管理を、スキャンするだけのシステムにすると、こうなります。

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