これは特定のお店の話ではなく、手書き伝票で注文を受けている飲食店で「あるある」な作業の流れを1枚にまとめたものです。実際にはこれがピーク時の混雑・人手不足のなかで起こり、問題はさらに見えにくくなります。
いつもの注文受けの流れ(手作業)
STEP 1
お客様が店員を呼ぶ
手を挙げて呼ぶ。ピーク時は気づかれず、なかなか来ない1
STEP 2
口頭で注文を聞く
店員が席まで来て耳で聞き取る。量やオプションを聞き間違える2
STEP 3
伝票に手書き
オプション・アレルギーも含めて殴り書き。字が読めず厨房が確認に戻る3
STEP 4
厨房まで運んで通す
伝票を厨房へ持っていく。追加注文のたびに席と厨房を往復4
その結果… ピーク時は呼んでも店員が来ず、頼めないまま帰られる(機会損失)。口頭と手書きでオーダーミスが起き、注文履歴は伝票だけなので紛失・卓の取り違えが起こる5。品切れやメニューと連動しないため、品切れの品を頼まれてから謝ることになる6。人手が足りないピークほど回らなくなる。
赤い番号の問題点
- 1呼んでも来ない:ピーク時はお客様が手を挙げても店員が気づけない。注文できないまま待たされ、機会損失とお客様の不満につながる。
- 2聞き間違い・書き間違い:口頭の注文を耳で聞き取るため、量・オプション・アレルギーを取り違える。提供してから「頼んでない」となる。
- 3手書きが読めない:急いで書いた伝票の字が読めず、厨房がいちいち確認に戻る。書いた本人しか分からず属人化する。
- 4席と厨房の往復:店員が注文を取り、伝票を厨房へ運ぶ。追加注文のたびに往復が発生し、人手と時間を消費する。人手不足だと回らない。
- 5履歴が伝票だけ:注文の記録が紙の伝票しかなく、紛失・卓の取り違えが起こる。何をいつ頼んだか後から追えない。
- 6品切れ・メニューと連動しない:品切れが店員に共有されず、無い品を頼まれてから謝る。メニュー変更も貼り替え・口頭周知で漏れる。
Before → After
システム化でどう変わるか
手作業ピーク時は呼んでも店員が来ず、注文できないまま待たせる
システムテーブルのQRから席で直接注文。店員を待たず、ピークでも注文を取りこぼさない
手作業口頭で聞き取るため、量・オプション・アレルギーを聞き間違える
システムお客様自身が画面で選んでオプションも指定。聞き間違いによるオーダーミスが起きない
手作業手書きの字が読めず、厨房が確認に戻る
システム注文がそのまま文字でキッチン画面に届く。読めない伝票も確認の戻りも無くなる
手作業注文・追加のたびに店員が席と厨房を往復する
システム追加注文も会計依頼も席から。店員の往復が減り、少ない人手でも回せる
手作業注文履歴が紙の伝票だけ。紛失・卓の取り違えが起こる
システム注文はテーブルごとにデータで残る。お客様も店員もいつでも履歴を確認できる
手作業品切れ・メニュー変更が共有されず、無い品を頼まれて謝る
システム品切れは画面で「品切れ」表示にして注文不可。メニュー変更もその場で全卓に反映
同じ注文受けを、お客様がスマホのQRから自分で頼めるシステムにすると、こうなります。
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