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Before(紙のタイムカード) After(システム)

Before / 紙のタイムカードで出退勤を管理

「ガチャンと押すタイムカード」+「押し忘れは記憶で補完」の状態

出退勤の記録をシステム化するの、よくある現場を再現したものです。出入口のタイムレコーダーで紙のカードにガチャン。押し忘れたら手書きで修正、思い出せなければ「たしか19時ごろ」。カードは月末まで誰もチェックせず、シフト表とも突き合わせできません。下のタイムカード(今週の実物イメージ)には、集計時に発覚する問題が4つ紛れています。赤い番号がそれです。上のタブで After と見比べてください。

これは特定のお店の話ではなく、紙のタイムカードや手書きの出勤簿で勤怠を記録している現場の「あるある」を1枚にまとめたものです。問題は打刻の瞬間ではなく、月末の集計や給与計算のときになって初めて表面化します。

いつもの出退勤記録の流れ(手作業)

STEP 1

カードをガチャン

出入口のタイムレコーダーで打刻。急いでいると押し忘れる1

STEP 2

押し忘れは手書き

気づいた人が後から手書きで補完。「たしか◯時ごろ」の記憶頼り2

STEP 3

月末までラックに放置

カードは誰もチェックしない。空欄も遅刻も月末まで見えない3

STEP 4

シフト表と別管理

カードとシフト表がつながっておらず、遅刻や入り間違いに気づけない4

ラックから抜き出した今週のタイムカード — 一見ちゃんと押されているが…

川 田

2026年6月 ・ 社員 ・ タイムカード No.01

日付出勤退勤
6/22(月)8:5615:03
6/23(火)8:52 15:0219:00?2
6/25(木)8:58  1
6/26(金)14:5521:31

✎ 23日は棚卸で残ったはず…レシートの時間から逆算?

山 本

2026年6月 ・ 学生バイト ・ タイムカード No.06

日付出勤退勤
6/26(金) 9:124 15:01
6/27(14:5721:02
6/28(8:56 15:00 と本人談3

✎ 金曜は9時からのはず? シフト表を探して確認しないと…

打刻の数字はレコーダーの印字、青字は後から手書きで補完したもの。空欄や修正が正しいかどうかは、誰にも確かめようがない

その結果… 月末にカードを集めて初めて、川田さんの木曜の退勤が空欄だと発覚。本人ももう覚えておらず「たぶん15時ごろ」で処理。火曜の退勤は手書きの「19:00?」を信じるしかない。山本さんの金曜9:12が遅刻だったのかどうかも、シフト表と突き合わせないと分からない。曖昧な記録のまま給与計算に進み、払いすぎ・払い漏れ・「言った言わない」の火種になります。

赤い番号の問題点

システム化でどう変わるか

手作業紙のカードにガチャン。押し忘れは月末まで誰も気づかない
システムタブレットやスマホでタップ打刻。押し忘れは当日中に自動検知して本人と店長に通知
手作業修正は手書きの上書き。「たしか◯時」の記憶頼りで検証できない
システム修正は申請→承認の記録つき。いつ・誰が・どう直したかが残る
手作業シフト表と別管理。遅刻・早退・シフト外出勤に気づけない
システム確定シフトと連動。遅刻・早退・シフト外出勤を打刻の瞬間に自動判定
手作業月末にカードを集めて、電卓で労働時間を集計
システム打刻がそのまま実績データに。集計画面(⑤)に自動で積み上がる

同じ出退勤の記録を、確定シフトと連動して打刻できるシステムにすると、こうなります。

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